大きく分けると3つに分類される居酒屋

居酒屋の種類の分け方

面白おかしく楽しんで食事をしてもらおうと、奇抜な趣向を凝らした店内の居酒屋が増えてきていますが、それらもビジネススタイルによる分類を行うと、3つに分かれます。
ビジネスという観点で居酒屋を分類した場合、まず個人で経営する個人居酒屋があります。
個人居酒屋の特徴は、規模が小さいことから、一人か二人といった少ない人数で来店し、ゆっくりと食事やお酒を楽しみたい人に適していることです。
居酒屋の魅力は、食べたいものを食べたいときに食べたいだけ注文できることにありますので、大勢で込み合っている店で注文をなかなか取りに来てくれなかったり、料理が出てくるのが遅いことにイライラする人は、個人経営の居酒屋が向いています。
赤提灯や一杯飲み屋などといった言い方をされてきた、昔ながらのスタイルで、店主と女将さん、さらには家族で経営していることがほとんどです。

特定の料理を出す居酒屋

3つの分類のうちの2つ目が、特定の料理を提供する特定料理居酒屋です。
ただ、特定料理居酒屋といった看板などを掲げ、営業しているというわけではありません。
おでん屋や焼き鳥屋、串焼きに串揚げ、さらにはお好み焼き屋も広い意味で居酒屋に分類されますが、提供する料理が決まっていることから、特定料理居酒屋という言い方で分類するわけです。
とはいえ、おでん屋にしろ焼き鳥屋にしろ、それだけを提供しているわけではないことがほとんどです。
お酒を飲む店だけに、ちょっとしたおつまみを用意したり、シメにご飯ものを提供したりといった具合に、店によってメニューの品数に差があることも特徴といえるでしょう。
メインとなる特定料理のメニューがどれだけ幅広いかということも、お客に選ばれる店になるかどうかが分かれるタイプの居酒屋です。

チェーン展開をしている居酒屋

3つの分類の中で、もっとも多くの人が利用しており、今の時代、こういう店が居酒屋だと認識されているのが、チェーン展開をしている規模の大きな居酒屋です。
どの店も全く同じ内装とメニューにしている経営母体もありますし、地域や客層に合わせ、それぞれのお店に個性を持たせているところもあります。
いずれにしても、メニューの品数が豊富なことや、お酒もたくさん揃っていること、さらに居酒屋という和のイメージに洋風のテイストを取り込んだのも、チェーン展開の居酒屋だったと考えられます。
時代のニーズにあわせて変えていけるだけの資金力と、新しいことにチャレンジしやすい環境が整っていることを武器に持っている居酒屋です。

北九州市の居酒屋と言えばここ!