学生時代のアルバイトは貴重な経験
大学進学を機に一人暮らしを始めた人なら、少しでも親の仕送りの負担を軽減するためにアルバイトをと考えるでしょう。
自宅から通学する大学生でも、やはりお小遣いくらいはアルバイトで稼がないと、高い学費を出してもらっているうえにお小遣いまでもらえないという気持ちから、早速アルバイト先を探すのではないでしょうか。
大学での新しい出会いとは別に、アルバイト先で生涯の友と呼べる人と出会えることも少なくないことから、大学時代のアルバイトは人生における貴重な経験となり得ます。
メリットが多い居酒屋のバイト
大学生のバイトとなると、どうしても夕方から入ることになりますので、時給は高めのところが多くなります。
夕方になると、主婦女性が大半を占めるパートタイマーがごっそり上がるからです。
それと入れ違いに入るスーパーやコンビニも時給高めになっていますが、それよりもさらに高い時給が魅力なのが居酒屋のアルバイトです。
キッチンとホール、どちらか自分に向いている方を選ぶことが可能ですので、大学卒業後は販売の仕事に就きたいと考えているなら、にこやかな笑顔で接客が必須の居酒屋は、絶好の予行演習になります。
もちろん、バイト代をもらう以上は予行演習と軽く考えるわけにはいきませんが、そこはバイトですので、ミスをしたり、本当に困った時には社員や店長が出てきて助けてくれます。
コツコツ、黙々とした作業が向いているという人も、居酒屋のアルバイトは不向きではありません。
キッチンを希望すれば、接客には自信がなくてもルーティンワークは得意という人には、簡単な仕込みの仕事や、皿洗いといった仕事が割り振られます。
料理が出来ないからキッチンは無理という考えを捨てると、同世代の人たちと一緒に居酒屋のアルバイトが可能です。
社会に出る前に鍛えてくれるところ
雇い入れる居酒屋としても、最長で4年間働けば、この子たちはいなくなってしまうとわかっていて採用しています。
いずれは就活をして、きちんとした会社へ就職していくまでのお小遣い稼ぎとして応募してきていることはわかっているからです。
それでも雇ってくれる店なのですから、ここで社会に出て働くとはどういうことかを教わるつもりで、バイトに精を出すことが大事です。
おいしいまかない料理をたっぷりと食べさせてもらえたりといった、うれしいおまけもつけてもらえる居酒屋と、そこで知り合う人たちとの出会いによって、その後の人生に待ち受ける荒波を乗り超える力が養えそうです。